ほたるの星

平日の昼間に見てきました。観客のほとんどが余生を優雅に暮らそうと必死なババァばっかりでその瘴気に身体がおかしくなりそうでした。


演者について。ユリーネと岡井の場合は演技というレベルのものではないのですが、やはり体操着というキラーアイテムのおかげでアタマを抱えることもしばしば。ユリーネとリアルに同じクラスで授業受けたいと思いました。ユリーネキャワ!
そして梨沙子なわけですが、この娘はとんでもねーな。「うっひー!」とかやってアホ丸出しな梨沙子じゃない。セリフまわしは無難なものですが、要所の目の鋭さとかヤバイ。梨沙子のほたるの幼虫に対する視線に思いっきり感情移入してしまったり。ラストシーンでは感極まることはありませんでしたが、その場面だけはやや切なく。
梨沙子の「底の見えない感」を痛感。彼女への興味がさらに増しました。
映画の中身自体について。話の流れがしっかりしていて見ていて気持ちがいい。ただ、ラストシーンだけはイマイチ。壮大なファンタジーが巻き起こるよりは、ひっそりと小さな奇跡が起こりました、くらいの方がよかったなぁ。


楽しめたし心が癒されました。そして、いかにハロプロ系と呼ばれる映画がクソかだけはハッキリわかった。